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モダン×ナチュラルドライガーデンの事例まとめ|余白で魅せる外構

2026.02.21

お庭づくり

「外構はモダンにして、少し植物も植えたい。
でも管理できるか心配…。」

そんな方におすすめなのが、モダン×ナチュラルドライガーデンです。

直線的でスッキリしたモダン外構に、
割栗石や砂利、乾燥に強い植栽をバランスよく組み合わせることで、
無機質になりすぎず、ローメンテでもおしゃれなモダン外構がつくれます。

この記事では、庭史(にわふみ)が手がけた
モダン×ナチュラルドライガーデンの施工事例を、写真とともにご紹介します。

 

この記事でわかること

  • モダン外構を“冷たく見せない”ナチュラルドライガーデンの作り方
  • 失敗しない3つのポイント(素材・植栽・余白)
  • 庭史が手がけた施工事例まとめ(実績ページへリンク)

モダン×ナチュラルドライガーデンとは?

モダン外構は、直線やモノトーンを活かした“整った美しさ”が魅力です。
一方で、素材を絞りすぎるとのっぺり・冷たい印象になりやすいことも。

そこで、割栗石・砂利・乾燥に強い植栽などを取り入れたナチュラルドライガーデンを掛け合わせると、
下記のようなメリットがあります。

  • 無機質になりすぎず、住まいが“おしゃれに”
  • 水やりや剪定の負担を抑えられるので管理がラク
  • 石の表情や陰影で、昼も夜も立体感が出る

つまり、モダンのシャープさと、自然素材のあたたかさを両立できるのが、
モダン×ナチュラルドライガーデンの良さです。

失敗しない3つのポイント

ポイント1|素材は「主役」と「引き立て役」を決める

モダン×ナチュラルドライは、素材を盛りすぎると散らかって見えがち。
おすすめは、主役素材を1つ決めて、他は引き立て役に回す考え方です。

  • 主役に
    なりやすい素材
    割栗石・天然石・大判タイルなど。
    見せ場を1〜2箇所に絞ると上品にまとまります。
  • 引き立て役に
    向く素材
    砂利・洗い出し・コンクリート平板など。
    主役を邪魔せず、全体を整えるベースになります。

「石を見せたいのか」「建物のラインを見せたいのか」。
まず“主役”を決めると、迷いが減り統一感のある外構に仕上がります。

ポイント2|植栽は主役1:添え役3のバランスがちょうどいい

ドライガーデンは、植栽が少なくても成立するスタイル。
むしろ植えすぎると管理が増え、モダンの良さ(余白)も消えやすくなります

  • 主役(シンボル)を1つ:樹形がきれいなものを選ぶ
  • 添え役を3つ:足元の締まり・高さの変化が出るものを選ぶ
  • 同じ種類を使う:統一感が出て、散らからない

例えば、オリーブやソヨゴを主役にして、
足元はアガベ系・ユッカ系・下草で締めると、モダンに馴染みやすくなります。

ポイント3|余白を残して「高く見せる」

モダン×ナチュラルドライガーデンで一番効くのが、実は余白です。

石も植栽も、ギュウギュウに詰めるより、
見せ場の周りに“空き”をつくることで、陰影が出て、素材が引き立ちます。

  • 見せ場は絞る(門柱まわり・玄関前・犬走りの一角など)
  • 余白は“砂利ベース”で整える
  • 石は並べすぎず、大小のリズムで配置する

モダン×ナチュラルドライガーデンの施工事例

石と乾燥地植物で“犬走り”を景色に。ナチュラルドライガーデンで整える外構(名古屋市天白区)

名古屋市天白区にて、駐車場・犬走り・階段・フェンス・植栽を含めた外構工事を行いました。

足元は、落ち着いた色味の石(乱張り・割栗石)と砂利を組み合わせ、
土が見える面積を減らして、ローメンテでも見た目が崩れにくいベースに。
雨の泥はねや雑草のストレスを抑えながら、自然素材ならではの空間を楽しめる構成にしています。

植栽は、乾燥に強く、お手入れが少ない品種を中心にセレクト。
ハシラサボテンの縦ラインを主役に、ユーフォルビアやユッカ、キンシャチで高さと形を散らし、
石の陰影と植物の造形が引き立つ“ナチュラルドライガーデン”らしいデザインにしました。

  • 施工内容
    駐車場、犬走り、階段、フェンス、植栽
  • 植栽
    ユーフォルビア ウルフェニー、ユーフォルビア クサバ、ユッカグロリオサバリエゲイ、キンシャチ、ハシラサボテン

“細長い植栽帯”をおしゃれに。ナチュラルドライガーデンで魅せる外構(名古屋市港区)

名古屋市港区にて、新築事務所の植栽工事をご依頼いただきました。

ご希望は「ドライガーデン」で「鬼門にナンテンを入れたい」というもの。
そこで今回は、ユッカやアガベに背丈のあるユーフォルビアを加え、
横に広がりすぎず、すっきりとした印象になるように植物の形を揃えて構成しました。

植栽スペースは細長く、広範囲にわたるため、
足元が単調にならないよう大きめの甲賀石を要所に配置。
石の表情と陰影が“見せ場”になり、ローメンテでもおしゃれに。

正面出入り口には、ユッカグロリオサとオリーブを配置し、
事務所の“顔”として印象が残るポイントをつくりました。

また、鬼門にはナンテンを植えつつ、全体はドライガーデンテイストでバランスを調整。
風習を大切にしながらも、空間として“今っぽく”まとまるよう意識しています。

  • 施工内容
    植栽工事
  • 使用した植栽
    ユーフォルビア、アガベシジゲラ、ナンテン、オリーブ(チプレッシーノ/ネバディロブランコ)、ユッカ(グロリオサ/フェリフェラ)、スモークツリー(シトロンシュシュ)、リューカデンドロン(ドロンガルピニ/サファリサンセット)

石で囲った映える駐車場。甲賀石とOGプランツでつくるナチュラルドライガーデン(愛知県海部郡)

愛知県海部郡にて、新築注文住宅の植栽工事をご依頼いただきました。

モダンで落ち着いた雰囲気の住宅に合わせ、
駐車場まわりを石と乾燥地植物で囲う“ナチュラルドライガーデン”として設計。

ポイントは、植物の種類を増やすのではなく、石の表情と植栽の高低差で奥行きを出したこと。
アガベやユッカの造形に、背丈のあるココスヤシ・ソテツ、そしてOGプランツ(フェイジョア/リューカデンドロン/グレビレアなど)を重ね、
“すっきりしているのに、見ごたえがある”バランスを狙いました。

門柱(袖壁)前の見せ場には、茶系の甲賀石にココスヤシやサボテンを合わせ、
さらに木化石(木の化石)を加えて、唯一無二のポイントに。
石の“サビ”や木化石の質感が、現代的な建物に深みを与えてくれます。

また中庭には古木のオリーブを据え、自然が積み重ねてきた価値を感じられる景色に。
植物と石、たったそれだけだからこそ、石の据え方・割栗石の強弱・植栽のバランスを丁寧に整えました。

  • 施工内容
    植栽工事
  • 使用した植栽
    アガベ、ユッカ、サボテン、ディアネラ、グレビレア、フェイジョア、スモークツリー、リューカデンドロン、オリーブ、ココスヤシ、ソテツ

よくある質問(FAQ)

Q1. モダン×ナチュラルドライガーデンって、どんな外構ですか?

モダン外構の特徴である直線・モノトーン・すっきりした構成に、
割栗石や砂利、乾燥に強い植物などを組み合わせて“冷たく見えないモダン”に整えるスタイルです。

コンクリートやタイルだけでまとめるより、
石の表情や植物のシルエットが入ることで、立体感と奥行きが出やすくなります。

Q2. どんな家に向いていますか?逆に合わないケースはありますか?

相性が良いのは、黒・グレー・白など落ち着いた外壁や、直線的なデザインの住まいです。
モダンな外観ほど、石と植物の“自然な表情”が映えて、外構が決まりやすくなります。

一方で、家の外観がすでに装飾的(南欧風・和風の要素が強い等)な場合は、
石や植物の種類・色味を揃えないと、ちぐはぐに見えることがあります。

庭史では、建物のテイストに合わせて石の色味・植物の形・量感を調整し、浮かないバランスに整えます。

Q3. ドライガーデンの植物って、寒さや日陰でも大丈夫ですか?

植物によります。
アガベやユッカ、ユーフォルビアなどは比較的強い品種もありますが、日当たり・風当たり・霜の影響は受けます。

庭史では、現地の条件を見たうえで、枯れにくい品種・配置・土の配合まで含めてご提案させていただきます。

庭史ガーデンプランナーのコメント

モダン×ナチュラルドライガーデンで大切にしているのは、
“直線の気持ちよさ”を残したまま、自然素材で温かさを足すことです。

石や植栽は、たくさん入れれば良いわけではありません。
見せ場を絞り、余白を残すことで、素材の表情がぐっと引き立ちます。

完成した瞬間だけでなく、
植栽が育ち、景色がなじんでいく時間も含めて、
外構を楽しんでいただけたら嬉しいです。

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